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【転職】内々定を取り消しされたので、全貌を公開します【コロナ】

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【転職】内々定を取り消しされたので、全貌を公開します【コロナ】

 

「やっとの思いで志望企業の内々定を貰ったけど、コロナウイルスの影響で取り消しされないか心配だな。早めに書面で内定通知書を貰って安心したい。企業に催促したいけど大丈夫なのかな。」

 

今回はこのようなお悩みをお持ちのあなたに向けた記事です。
内々定は主に口頭かメール文面での通知となるので、正式に内定通知書を貰わないと入社する実感が湧きませんし心配になりますよね。
本記事の内容を参考にするだけで

 

コロナ禍で内々定から内定の期間をどのように過ごせば良いのか判断する一助にする

 

ことができますよ。
これから述べる内容は「私の失敗事例を元に内々定を取り消された理由を説明したもの」ですので、反面教師として参考にしていただけるかと思います。
内々定取り消しという最悪の事態をなるべく避けていきたい方にぜひご一読いただきたい記事です。

 

 

そもそも内々定と内定の違いとは

そもそも内々定と内定の違いとは

実際に内々定が取り消されないための心構えを述べる前提として、ここでは内々定と内定の定義を確認し、認識の足並みを揃えていきたいと思います。
内々定と内定の違いは以下の通りです。

 

内々定とは

正式に内定を出す時期を定め、採用の意思を伝えられることを内々定といいます。通知の方法は口頭やメール文面が多いです。
本来は新卒採用での用語であり、10月に正式な内定を出す前に学生を囲い込む目的で行われています。
内定との大きな違いは

 

労働契約が締結されていない

 

ということです。そのため、法的拘束力がなく、企業側としては取り消しのハードルが低くなります。
そのため、内々定を取り消しされたからといって、基本的には企業側に損害賠償を請求することはできません。
とはいえ、内々定取り消しによって裁判沙汰になった事例もあり、「学生の期待権を侵害した」として学生側が勝訴しました。

 

内定とは

内々定とは異なり、「内定通知書」「内定承諾書」でのやり取りによって労働契約が締結されることを内定といいます。
そのため、法的拘束力があり、企業側は不当に内定を取り消しすることはできません。内定の取り消しは「解雇」を意味するからです。
とはいえ、内定を取り消しされることも往々にしてあり、以下のようなケースが該当します。

 

✔️内定を取り消しされるケース

  • 企業側が経営難に陥っており、これ以上社員を雇い入れると人件費が経営を圧迫してしまう場合
  • 内定者が病気や怪我によって、十分な労働力を提供できないと判断された場合
  • 内定者の経歴に虚偽があったことが判明した場合
  • 内定者が大学を卒業できなかった場合

 

これらの理由以外で企業は内定を取り消しすることはできません。

 

このように、内々定の場合は不確定要素が含まれていることをご理解いただけたかと思います。それでは次項で、この内々定を取り消しされないための心構えについて述べていきます。

 

内々定が取り消しされるリスクを最小限に抑えるためには

内々定が取り消しされるリスクを最小限に抑えるためには

ここでは内々定を取り消しされないための心構えを私の失敗事例を元に述べていきます。

 

✔️必要な心構え

  1. 頻繁に状況を確認することは控える
  2. 採用担当からの返答がないからといって代表番号に電話することは控える
  3. 自分の解釈を確定次項として共有するのは控える
  4. 転職エージェントを経由してエントリーする

 

頻繁に状況を確認することは控える

状況を頻繁に確認し、内定通知書および労働条件通知書の提示を督促するのはやめましょう
労働条件をクリアにしたい気持ちも十分分かりますが、企業への頻繁な確認は「要求」として受け取られるケースがあります。
内定通知書や労働条件通知書の提示が遅れていても、コロナ状況下では企業側の状況を汲み取るべきです。
目安としては、2週間程度は返事を待つ期間に充てるべきだったと考えています。

 

採用担当からの返答がないからといって代表番号に電話することは控える

採用担当からの回答が遅かったからといって会社の代表番号に電話をかけることはやめましょう
あくまで、企業とのやり取りは採用担当者をパイプに繋がっているため、他の手段でコンタクトをとることは混乱を招くだけです。
採用担当者からすれば「窓口を通さずに勝手なことをするな」と思われても当然のことだったように今は思います。

 

自分の解釈を確定事項として共有するのは控える

文面でログを残しておきたいという思いも分かりますが、求められていない内容を共有することも控えましょう
特に私の場合は、事前に社長との接点があったので、今後の方針について勝手に話を進め、そこから得られた個人的な解釈を確定事項のように採用担当者に共有してしまったことが災いしました。
私は後で「言った言わない問題」に発展することを恐れて共有したのですが、個人的な解釈の押しつけは「要求」として受け取られかねないということを学びました。

 

そうなると、コロナウイルスの影響というより個人の問題だったということですか。

コロナウイルス感染拡大により通常勤務に戻ることができず、会社側としてもOJTができない状況だったので連絡が遅れていました。そのため、こちらから頻繁に状況を督促してしまったという意味では間接的に影響しているといえます。

 

転職エージェント経由を経由してエントリーする

転職エージェントを使ってエントリーすると、条件交渉から内定までを取り持ってくれます。そのため、個人で進めるよりも条件に関するトラブルや内々定取り消しのリスクが低くなります。
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内々定を取り消しされた理由

内々定を取り消しされた理由

ここでは、内々定を取り消しされた理由をこれまでの選考や企業とのやり取りを踏まえて述べていきます。
まずは以下企業とのやり取りをご覧ください。

 

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企業とのやり取り一覧

 

この表は私が企業にエントリーしてから内々定を取り消しされるまでのやり取り一覧です。(※個人情報保護の観点から一部内容をぼかしています。)
結論からお話すると、今回は企業側にも私にも非があったと考えています。要はお互い様ということですね。それを含めて「ご縁がなかった」と捉えています。
表の青字は企業側に非があったと考えている点、赤字は私に非があったと考えている点です。
この企業はもともと面接の段階から緩い企業だという印象を持っていました。内々定を頂戴した際も、いまいち釈然としない感じがあったことを覚えています。
とはいえ、私にも非があり主に次の2点が決定打となったように思います。

 

✔️内々定取り消しの決定打

  • コロナウイルスの影響で案件が硬直している現状を汲み取れなかった
  • 採用担当を通して企業とやり取りしなかった

 

実際に採用担当からは内々定取り消しの理由として以下の回答を受領しました。
(表の黄色で塗りつぶしてある部分です。)

 

✔️内々定取り消しの理由

  • 自らの状況と相手の状況を理解していない
  • 相手の意向を重視していない
  • 信頼を得ていないのに、要求や主張をしてくる
  • 連絡の速度と頻度が適切ではない

 

つまり、相手の状況を汲み取れていなかったことが理由だったのです。
今回はコロナウイルス感染拡大の影響が間接的に影響しており、現場の被害も私には想定しきれていませんでした。
しっかりと自身の落ち度を見つめ直して、心機一転努力していく所存です。

 

まとめ

まとめ

いかがでしたでしょうか。
このような状況下だからこそ、先を急がずに待つことを習慣にしていきたいものですね。
少なくとも私は今回の経験で、「急いては事を仕損じる」ことを学びました。
まだまだ内定を頂けない方も多くいらっしゃると思います。しかし、そのような方にこそ綺麗事でも何でもなく「急がずに着実に」を心掛けて欲しいです。
いずれ勝利の女神が微笑んでくれることでしょう。
あなたの転職活動が成功することを祈っております。

 

尚、本記事の内容はYouTubeでも分かりやすく説明しておりますので、併せてご確認いただければ幸いです。

 

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