「仕事が多忙で転職活動に割く時間がなくなると予想したから退職後に転職活動を始めたけど、なかなか内定が決まらない…。かれこれ半年以上かかってるからブランク期間で不利にならないか心配だな。企業側への印象を悪くしないための方法が知りたい。」
今回はこのようなお悩みをお持ちのあなたに向けた記事です。
本来であれば、退職後の転職活動は無職期間が発生することになるため、在職中に転職活動をすることが一般的です。しかし、人によっては退職せざるを得ない状況に置かれていた方もいらっしゃると思います。
本記事の内容を参考にするだけで
転職活動におけるブランク期間により選考が不利にならないための方法を知る
ことができますよ。
実際に私も「7ヶ月の空白期間を経て内々定が決まった」ので、実体験ベースでお伝えすることができます。
長引くブランク期間に悩んでいる方にぜひご一読いただきたい記事です。
転職活動におけるブランク期間の懸念点
ここでは、そもそも何故ブランク期間があると転職活動において不利になるのかを確認していきます。
一般的に企業側の懸念点としては以下が挙げられます。
✔️企業側の懸念点
- 就労意欲がない
- ビジネス感覚が鈍っている
- 計画性がない
それぞれの詳細を以下説明していきます。
就労意欲がない
受身的に転職活動を進めており、働く意欲がないと思われるパターンです。
転職サイトや転職エージェントに登録しているものの、オファーがくるまで待っている等「良い企業が見つかればエントリーしよう」と考えている方々が該当します。
腰を据えて転職活動している方々にとってはこうした誤解を解く必要があります。
ビジネス感覚が鈍っている
職場を離れてから無職期間が長引いているため、仕事勘を失っているのではないかと思われるパターンです。
転職活動は特に即戦力を求めている場合が多いため、しばらく業務に携わっていない人材を採用することはリスクになると考えています。
まとまった時間を活用して、転職先の求めるスキルに見合った活動をすることが求められます。
計画性がない
退職後に転職活動をすることで無職期間が発生することを考えられない人材なのかと思われるパターンです。
ビジネス現場においても、事業を存続させるためにリスクヘッジの考え方が非常に重要になるため、計画性のない人材は採用したくないと考えてしまいます。
求職者としては、退職に至った正当かつ客観的な理由を作成し、先方に伝える必要があります。
このように、エントリー段階から企業側は不審に思ってしまうので、その誤解を晴らすよう選考書類や面接での受け答えを工夫する必要があるのです。
また、ブランク期間のデッドラインとしては
6ヶ月
が目安であると言われています。
転職活動の平均がおおよそ3ヶ月なので、4ヶ月以上ブランクが空いている方はこれから述べる対策を実践していただければ幸いです。
転職活動においてブランク期間をマイナス評価にさせないための方法6選
ここでは、実際に私が実践していた内容を元に、転職活動においてブランク期間のマイナス評価を最小限に留めるための方法を6つ述べていきます。
✔️方法6選の内訳
- 退職理由を納得できる形に変える
- 志望職種に必要なスキルに紐づいたポートフォリオを作成する
- 志望職種に役立つ資格勉強をする
- 志望職種に関係する仕事をアルバイトや業務委託で探す
- 履歴書の経歴欄と職務経歴書に退職後からの状況を記載する
- 面接での自己紹介でも退職後からの状況について述べる
退職理由を納得できる形に変える
本音ベースの退職理由に妥当性を持たせるために一部改変しつつ納得できる形に変えましょう。
これは前項で企業側の懸念点として挙げた「計画性がない」という誤解を払拭するために考える必要があります。
以下例を参考にしてみてください。
「前職は自分の適性に合わなくてこのまま続けてもストレスを抱えるだけなので辞めました」ではダメですか。
これでは企業側として採用するメリットを感じられません。またすぐに辞めてしまうのではないかという懸念があるためです。「時間的に融通が効き、今後のキャリアプランを見据え集中して企業様を探すことができると考えたからです」とした方が採用する側として納得がいきます。
志望職種に必要なスキルに紐づいたポートフォリオを作成する
一歩でも内定に近づけるために、志望職種でアピールできるポートフォリオを作成しましょう。
これは前項で企業側の懸念点として挙げた「ビジネス感覚が鈍っている」という誤解を払拭するために考える必要があります。
例えば、職種別で考えると以下のポートフォリオが考えられます。
✔️職種別のポートフォリオ
- エンジニア:Githubを用いた開発実績
- Webデザイナー:WordPressでのWeb制作実績
- SEOライティング:自身のブログでの実績
特にポテンシャル枠での入社を考えている場合、ポートフォリオの作成は熱意を伝える上で効果的ですので、まず行動してみることをおすすめします。
志望職種に役立つ資格勉強をする
志望職種での業務に役立つ資格を時間があるうちに取得しておきましょう。
これは前項で企業側の懸念点として挙げた「就労意欲がない」という誤解を払拭するために考える必要があります。
例えば、職種別で考えると以下の資格が考えられます。
✔️職種別のおすすめ資格
- エンジニア:応用情報技術者試験
- Webデザイナー:ウェブデザイン技能検定
- SEOライティング:Googleアナリティクス個人認定資格
個人でスキルを身に着けるのが負担であれば、スクールに通うのも手です。
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志望職種に関係する仕事をアルバイトや業務委託で探す
志望職種と似たような仕事を短期アルバイトやクラウドワークス等で探すことも選択肢に入れておきましょう。
これは前項で企業側の懸念点として挙げた「ビジネス感覚が鈍っている」という誤解を払拭するために考える必要があります。
しかし、転職活動に支障が出ない範囲で勤務することが望ましいです。そのため、拘束時間が長いフルタイム等の形態は避けた方が無難です。
また、一度アルバイトを始めてしまうと正社員に戻りにくくなる可能性もあるので、よく吟味してみてください。
履歴書の経歴欄と職務経歴書に退職後からの状況を記載する
転職活動の傍ら、ポートフォリオの作成や資格勉強を始めても、企業側にアピールしなければ意味がありません。
そのため、以下のように空白期間を有効活用してきたことを記載してください。
✔️記載するべき内容
- 履歴書の経歴欄:退職後はポートフォリオの作成や資格勉強をしたことを端的に記載
- 職務経歴書の職務要約:これまでの職務経歴に後付けでポートフォリオの作成や資格勉強をしたことを端的に記載
具体的にイメージしていただくために、実際の履歴書と職務経歴書を用いた一例を以下掲載します。
面接での自己紹介でも退職後からの状況について述べる
面接まで駒を進めたら、最初の自己紹介でも退職後から今まで何をきてきたのか簡潔に述べましょう。
こうすることで、企業側の懸念を晴らすことができ、企業側としても退職後に転職活動を始めた理由を聞く必要が無くなるので二度手間を省くことができます。
また、面接での受け答えについては転職エージェントに相談するのも手です。
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まとめ
いかがでしたでしょうか。
転職活動においてブランク期間の長期化は確かに不利になりますが、その間の過ごし方や企業側へのアピールによっては懸念点を払拭することができます。
まとまった時間を確保できていることは強みにもなりますので、無駄にしないために今からでも動き出すことをおすすめします。
ぜひ参考にしていただければ幸いです。
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